A.グルーが乾く前に目を開けると、しみてしまいます。各グルーともに速乾性が高く施術中に乾いていきますので、お客様が突然目を開けた場合は別ですが、しみて困っているというお話はいただいておりません。エチル系グルーの方が刺激指数は高くなりますので、ブチル系に比べしみやすくはなります。敏感な方や不安な方への施術にはローイリテイション国産グルーやブチル系のメディカル系国産ブラックグルー、ロングメディカル系国産ブラックグルーがお勧めになります。

A.グルーが白化現象を起こしているかと思います。白化現象はグルーが硬化する際に揮発する成分が水分と過剰に反応し使用箇所が白化する現象で、エクステンションのオフやマスカラオフの際の水分をきちんと拭き取りが出来ていない場合やお客様の涙、湿度が高すぎる環境での施術の際に起こりやすくなります。白化現象が起こってもグルーの持続性・強度に変わりはございません。

A.グルーの付きが悪くなる要因はいくつかございます。グルーはとても繊細なので、正しい方法で取り扱いが出来ていないと、本来の性能を発揮することができません。ボトルタイプグルーはご使用前に20回程度振り、成分を混ぜ合わせてからご使用ください。しっかり振らず成分が混ざり合っていない沈殿している状態で使用すると、本来の性能を発揮できないため、エクステンションの付き・持続性も悪くなります。また、キャップを完全に閉めていないとボトル内に空気が入り、グルーが劣化している場合がございます。ノズル・キャップ内部のグルーをきれいに拭き取り、キャップをきちんと閉めて保管ください。ボトル・チューブタイプともに、保管時の温度も影響してきます。グルーがさらさらしている場合は保管温度が低すぎますので、常温に戻してご使用いただくと本来の接着強度に戻ります。グルーがドロドロしている場合は保管温度が高すぎ劣化してしまっている状態なので、再冷却を行っても本来の接着強度には戻りません。新しいグルーに交換ください。

A.ノズル内にグルーが残ったまま固まっている可能性がございます。安全ピンのような細いものでノズル内を貫通させてご使用ください。ご使用後は、ノズルに残っているグルーをボトル内に落としてから保管ください。もしくは、ボトル内に入っている玉がノズル付近で詰まっている可能性がございますので、安全ピンのような細いもので、ボトル内に玉を落としてご使用ください。

A.グルーの主成分であるシアノアクリレートは、ヘアサロンで使用されるカラー剤・パーマ剤に含まれるアルカリ性（アミン）と反応し硬化を促進させます。グループレートに出したグルーが劣化する原因となり、粘度が出てきて糸を引いてくるなど、使用できる時間が短くなりますので、店内の換気を十分に行うことや、少し離れた場所で施術を行う(個室や隔離された空間)など、注意を払って施術することをお勧めいたします。